こんにちは。雨凪です。
つるバラの剪定誘引シリーズ
今回は、和風っぽい花壇に植えているエメ・ヴィベールです。
私が育てている小輪系白バラの
ノイバラ、群星、エメ・ヴィベールは、それぞれ
原種、原種の実生、原種が片親という品種で
その血ゆえに、覚醒するとシュートがビュンビュン飛び出し
暴れん坊将軍と化します。松平健さんがコロナに感染されたのが心配です。
それでもノイバラと群星は一季咲きなのでまだ良いんです。
花が終われば、あとはどうにでもカットできますし
冬の誘引も、スペースの許す限り枝をなるべく横に倒して
ひたすら留めつけていけばほぼ期待通りに咲いてくれます。
しかしエメ・ヴィベールは少々勝手が違います。
このバラは極めて遅咲きで、晩春というより初夏~夏咲き。
また先祖にチャイナ系が入っているためか、秋冬に返り咲きます。
芽吹きは、他のバラと同じ時期に始まりますが
開花までの時間が非常に長いうえに梅雨時期とかぶるため
やたらと枝ばかりが伸びてジャングル化します。
開花は遅いわ、もさもさと枝葉が茂るのを切るわけにもいかないわで
指をくわえてじっと見ているしかないジレンマを味わうことになります。
決してエメ・ヴィベールが嫌いになった訳ではないんですよw
ただ大きくなるにつれ、扱いにくいバラだな~~(--)
という印象は徐々に強くなってきました。
・・・前置きが長くなってしまいましたが
そういった事を踏まえての剪定誘引作業となります。
【誘引前】
シーズン中は2回ほど枝を間引きしています。
画像では暗くて見ずらいですが、軒付近で縦格子の裏側に
枝が入り込みニョキニョキ伸びていました。
【途中経過】
ひとまず誘引は外さずに、すべての枝にハサミを入れ
一部のサイドシュートは基部からカットしました。
誘引を外していないので、1年前の姿にほぼ逆戻りw
今シーズンの状況を踏まえ、今回はもう少し
踏み込んだ剪定誘引でいこうと思います。
でもまだ考えがきちんとまとまっていませんw
ということで後編に続きます。