うなぎのにわ

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【バラの誘引】エメ・ヴィベール*後編* 超遅咲き&繰り返し咲きのつるバラは扱いが難しい?

こんにちは。雨凪です。

つるバラの剪定誘引シリーズ、エメ・ヴィベールの後編です。

(前編はこちら↓) 

 

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とりあえず、前編ではこの状態まで剪定しました。

普通なら、まぁだいたいこんな感じで作業完了ですよね。

実際、昨シーズンは私も「良い感じに誘引できた^^」とご満悦でした。

 

しかし、一般的なつるバラであれば

萌芽→枝が伸びて→開花→花後に枝が伸びる、シュートが出る→樹形乱れる

というパターンなのに

 

エメさんは

萌芽→枝が伸びて→ずんずん伸びて→シュートも出て→樹形が乱れる中

→突拍子もない場所で開花 だったのです。

今年は大雨や長雨で、ちょっと調子が狂ったのかもしれませんけどね。。。

 

特性をちゃんと理解できず不本意な結果となったことに

私はとても不満を覚えておりますのでw

失敗覚悟でちょっと変えてみることにしました。

 

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【誘引後】

枝の数・芽の数をしぼりこみ『低め低め』を意識しました。

きっとエメさんは生命の危機を感じ、慌てて強い枝を出すと予想w

これをしかるべきタイミングでピンチし、枝を分岐させます。

場合によっては、もう1度ピンチを行いさらに枝を増やします。

そうこうしているうちに開花時期を迎える、と。

 

これなら多少マシな姿で開花するのでは?という目論見ですが

上手くいくかどうかは全然分かりません^^;

 

また、強く剪定したかったのはもう1つ理由があって

カイガラムシの被害です。とにかく酷いです(ーー;

全国的にカイガラムシ被害が蔓延しているような情報も見かけました。

 

たまにブラシでゴシゴシ落とすのですが

私はシューズブラシを使います。コシがあって勝手がよろしいですよ。

念のためマシン油乳剤も買いました。

枝の量が少なくなったので手動スプレーでもいけるかと思います。

 

こうやってみると、

つるバラに繰り返し咲き性を求めるメリットってあるのかな?

という気もしてきます。

春の開花に全エネルギーを注ぐ一季咲きのバラのほうが

見ごたえがあり、その後は病気で葉が落ちても

冬になればリセット→春に爆発的開花となりますから気は楽です。

 

繰り返し花を楽しみたいのであれば、大きめシュラブのバラを

選ぶほうが無難かもしれません。

イングリッシュローズやフレンチローズなど選び放題ですw

 

さて何はともあれ、来春・・いや来夏のエメさんはどうなるのか?

楽しみに待ちたいと思います。^^