うなぎのにわ

細~く長~くガーデニングを楽しむ

どんだけ四角い鉢が好きなんだって話。

こんにちは。雨凪です。

 

まぁ分かってはいましたが、あらためて見渡すと

我が家は四角い鉢の割合がかなり高めです。

 

先日ご紹介したこちらも

 

ほとんど見えてませんけど26cm角鉢が3つ並ぶこちらも

 

 

クリスマスローズを植えたこちらも

 

ココも・・クレマチス+バラ+リシマキア)

 

 

ココも・・・(ペラルゴニウム・シドイデス)

 

そしてココも。(アスパラガス・スプレンゲリー+ヘンリーヅタ※落葉中)

 

 

丸い鉢がまったく無いというわけではないですが

我が家では明らかにマイノリティ。

しかも・・

 

↑ポット苗のまま仮置き中のタマリュウ(の下には春に移植予定のホスタが眠る)

 

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↑場所の準備が整うまで仮植え中の黄モッコウバラ

 

↑越冬のため一時的に鉢上げ中のパープルファウンテングラス

 

このように、丸型は「とりあえずココで。」

で使われるパターンが多いことにも気づきましたw

 

四角い鉢が多いのは、おさまりがよく

限られたスペースを効率的に使えるという意識が

強いからかもしれません。

 

・・・いや、単純に好みなだけかw

 

【本】色彩と密植の魔術師・難波光江さんの庭は中毒性が高い

こんにちは。雨凪です。

 

ガーデニングに関する本をいくつか持っていますが

手元に1冊だけ残すとするなら、迷わずこの本を選びます↓

バラ、宿根草、1年草、球根、果樹、ハーブ、そして野菜が

混然一体となり、四季折々にさまざまな表情を見せる

難波光江さんの【花咲くポタジェの庭】。

 

ポタジェとはフランス語で『家庭菜園』の意味で、

様々な植物を混植し実用と観賞の両目的を兼ね備えた庭のこと。

 

難波さんはもともと画家です。

人並み優れた感覚に基づいた、あふれんばかりの色彩と

常識を覆すほどの植物に埋め尽くされた庭は

ただただ美しく、圧倒されます。

こんな庭を造る日本人がいたのか!と。

 

世界文化社発行で写真のクオリティも高く、

アップだろうが引きの画面だろうが、どこをどう切り取っても

奇跡のように美しいのです。

春の花壇のごく一部を切り取った写真でさえ、この有様。

 

納戸にツルをはわせているゴーヤも絵画のような1枚ですよ。

 

伝説のロシア人ピアニスト、ウラディミール=ホロヴィッツ

人の手で弾いているとは思えないほどの超絶技巧なピアノ演奏で

多くの聴衆を虜にし「中毒になる」「変態的」などと評されましたが、

私にとっては難波さんの庭が、まさにそれ。

変態的な美しさ、中毒になるほどの魅力が詰まっているのです。

 

ただですね・・・思いがけず残念なこともありました。

それは、この本に出会ってしまったがゆえに

他の庭本を見ても物足りなさを感じるようになったことですw

それほど、難波さんの庭は「何か」が違います。

 

あれだけ密植していて、なおかつ農薬も使わずに

どうしてあんなに完璧に花々が咲くのか

どうして虫食いもない丸々とした野菜が採れるのか

あの広さの庭を一体どんな風に管理をしているのか

見れば見るほど謎が深まるけれどw

魅了されずにはいられない素敵な本です^^

 

 

 

バラの株元に植えるとテッポウムシ被害が少なくなるような気がする植物

こんにちは。雨凪です。

 

基本的にバラは強い植物ですが

悔しいことに枯らしてしまうことがあります。

私の場合、その最たる原因が「虫の食害」によるもの。

 

地植えなら、テッポウムシによる基部の食害

鉢植えなら、コガネムシの幼虫による根の食害。

あ~~思い出しても腹立つわ~~

 

テッポウムシとはカミキリムシの幼虫のこと。

バラの害虫の中では、こいつがラスボスと言ってもいいでしょう。

 

葉色や株元、土の表面をチェックして異変がないか

トロールすることが最善の手立てになりますが、

その一方で、経験則的な見地から

バラの株元に植えることで、テッポウムシ被害を未然に

防いでいるのでは?とニラんでいる植物があります。

 

その植物とは、ツルバキア というネギ科の植物。

 

主な栽培種は、芳香があり切り花としても利用される「フラグランス」と

四季咲き性が強く春から秋遅くまで咲き続ける「ビオラセア」の2つが

ありますが、私が植えているのはビオラセアです。

 

ツルバキア・ビオラセアは葉や茎をカットすると強烈なニラ臭がします。

なので花が可愛いからと切り花にしてうっかり部屋に持ち込むとエラいことになります。

しかしその辺りにこそ、カミキリムシを寄せ付けない理由が

あるのではないかと「ニラ」んでいるわけですよw

 

ツルバキアは暑さ寒さに強く、放任でも勝手に育ち、

星形がいくつか集まったような花を長期間咲かせる

非常に頼もしい植物です。

 

株を譲ってもらったのがもう10年くらい前で

それから数年に1回株分けをしてきましたが、

ふと「そういえば・・すぐそばにツルバキアを植え込んだバラって

テッポウムシの食害が出てない気がする」って思ったんですね。

 

その後、バラの株元にツルバキアを意識的に移植しまして

一昨年から検証しているのですが、今のところ被害は出ていません。

 

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クリスティアーナの株元です。

ここは、先代のクラウン・プリンセス・マルガリータ

先々代のグラハム・トーマスが、いずれもテッポウムシによって

枯死した因縁の場所なのですよ。

 

ニラのような葉がツルバキアで

株を囲むように4ヶ所植えています。

ツルバキアは深く根を張らないので、バラの成長の邪魔には

ならないだろうと勝手に判断しています。

 

以前はルーとかワームウッドとか、

ハーブ系のコンパニオンプランツを植えていたことも

ありましたが、我が家では、もって3年。

でも私は挿し木による株の更新が不得手なのでw

その点でも、勝手に増えるツルバキアがベストです。

 

ただ、あくまでも「そんな気がする」という話で

今後、カミキリムシが産卵するかもしれないし

実はまだ幼虫が小さくて気づいてないだけかもしれません。 

というわけで、今後も検証を続けたいと思います^^

 

【バラの誘引】アッシュ・ウェンズディ*何だかんだ言って魅力的なクライミングローズ*

こんにちは。雨凪です。

 

アッシュ・ウェンズディを誘引しました。

40cm四方の大きめの鉢に他の植物と混植しています。

年末にリペイントしたラティスは、電柱隠し兼用です。

 見づらくてスイマセンw


シルバーグレーやブラウンを含む美しい花と

悪質度高め(※個人的見解)のトゲを持つ一季咲きのバラ。

クライマーで樹勢も強いので

鉢植えから地におろす(勇)気はありませんw

今のところは限られたスペースでの

S字誘引もラクにできます。

 

現在のアッシュ・ウェンズディは2代目。

何だかんだ言いつつ再び手に入れてしまうのは

それだけの魅力を感じているんでしょうね。

  

そんなアッシュの鉢には、いろんな植物が同居中で・・・

 

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壺系クレマチスポンパドール・ピンク(強剪定中)

6月頃からかわいい花を見せてくれると思います^^

早咲き大輪系クレマならアッシュとのコラボも可能ですね。

 

ビオラとパンジー

この下には、チューリップがわんさか仕込んでありますw

一足先にムスカリが芽を出しました。

 

アッシュとポンパドールの間には、

5号サイズの陶器鉢を置いてます。六角形がお気に入りですよ。

花壇に生えているセダムを引っこ抜いて

ぽんぽん置いてたんですが、ちゃんと根付いたようですね。

セダムの下ではヒヤシンスが待機中です。

 

新しい色になったラティスと、アッシュ・ウェンズディ。

開花したらどんな雰囲気になるのか・・密かな愉しみです。

 

 

予約バラ苗第1弾*イギリスよりセレブな親子がお目見え*

こんにちは。雨凪です。

 

予約していたイングリッシュローズの苗が届きました。

ゴールデン・セレブレーション

ジュビリー・セレブレーション親子です。

 

ジュビリーの親がゴールデンで、

ゴールデンの親はアブラハム・ダービー。

本当はダービーとゴールデンの親子を迎えたかったのですが

ダービーが廃番になってしまい、代わりにダービーの孫に

あたるジュビリーにお越しいただきました。

 

手持ちの鉢が17Lサイズしかなく・・・

でも、思い切り足を伸ばしていただけますことよw

当面はベランダでゆっくりと長旅の疲れを

癒していただきましょう^^

 

 

ゴールデン・セレブレーションは初めてですが

ジュビリーを育てるのは2回目です。

過去の写真を引っ張り出してきました。

本当に美しいバラですよ。

 

名前に「ジュビリー」と「オースチン」が入っている

イングリッシュローズはハズレがないと言いますけど

エリザベス女王と創業者一族にまつわる名前を冠する以上

気合が入ってないわけがありませんよねw

 

【備忘録】うなぎのにわ バラ栽培リスト(2020.1.)

こんにちは。雨凪です。

 

昨年の後半からじわじわと増殖している我が家のバラ。

備忘録として品種をリストアップしてみました。

  

【つる系・中大輪】

アッシュ・ウェンズディ

オノリーヌ・ドゥ・ブラバン

クリスティアーナ

サンセットグロウ

パレード

ピエール・ドゥ・ロンサール(×3)

ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール

レイニーブルー

 

【つる系・小輪】

エメ・ヴィベール

モッコウバラ(1+1

群星

スノーグース

ノイバラ

レッドキャスケード

 

【シュラブ・ブッシュ系】

アイスバーグ

アイスフォーゲル

ゴールデン・セレブレーション

ジュビリー・セレブレーション

スブニール・ドゥ・ラ・マルメゾン

セント・エセルバーガ 

チャールズ・ダーウィン

ポール・ネイロン

マダム・アルディ

レオナルド・ダビンチ(1+1

---この色のバラは新入りさんです(予約分含む)---

 

全部で24品種28株でした。年末からまた微妙に増えているw

 

過去、ピーク時はこの3倍くらい育てていて

ベランダでの鉢栽培が主でした。 

いろいろあって淘汰され、花壇メインの

ガーデニングに軸を移し今に至ります。

 

ですが、これから届く予約苗はもう

花壇に植え込むスペースがありませんので

ふたたび鉢栽培復活です。

できる限り手持ちの資材をフル活用し

バラ苗に散財した分、節約に努めたいと思いますw

  

【ベランダ】仮住まいの苗の様子と、うねうねしてる鉢の正体。

こんにちは。

実は2階のベランダでもガーデニングをやっている雨凪です。

 

・・といっても育てるのは夏野菜のみで、

この時期になるとベランダは閑散とするのですが

 

今シーズンに限って言えば

宿根草やバラの仮住まいの場所として

ものすごく役に立っていますw

 

右端は、12月におぎはら植物園から届いた苗

中央は、一時的に掘り上げ中のレオナルド・ダビンチ2株

左端は、12月に購入した黄モッコウバラの長尺苗。満室やんw

 

準備が整い次第、それぞれの植付場所に再移動します。

ベランダは日当たりも良いし鉢も大きいし

仮住まいとはいえ苗も快適・・な、はず。

 

ところでその「鉢」ですが

うねうねして面白いかたちをしているでしょう?

これは鉢ではなくて、田畑で仕切り用に使われる「あぜ板」です。

もともと黒色ですが、白くペイントしています。

内側の白く見えるのは、土の流亡防止のための不織布。

 

プラスチック製で連結できる仕組みになっており

厚みが4mmあって見るからに頑丈です。

ネットで調べたらいろんな使い方をしている方がいました。

筒状に丸めて、私のように鉢代わりにする人もいれば

これを2~3段重ねて杭で固定して堆肥づくりをしたり

家庭菜園や花壇の仕切り、長ネギの倒れ防止用、

町内のゴミ置き場の枠として利用しているのも見ました。

これだとカラスが横からつつけないんだそうです。

 

コストは安いし、木材のように腐食の心配もなく

イデア次第で使い方がたくさんありそうですよね^^ 

 

丸めると直径は約40cm、高さは30cm(他にも種類あります)

昨夏はここにオクラを植えて、たくさん収穫しました。

ご近所さんにおすそ分けしたら、

「スーパーのオクラって微妙に高いし傷んでるから嬉しい!!」

と想像以上に喜んでもらって、作った甲斐がありました^^

オクラはとても簡単に育てられるのでオススメですよ。

 

と、話を戻して・・・

 

バラの芽が動きそうなほどの暖かさなので、

早めに移植できるよう作業を頑張ろうと思います。