うなぎのにわ

細~く長~くガーデニングを楽しむ

ブッシュローズをオベリスクに仕立てたら、村田晴夫氏を思い出した話。

こんにちは。雨凪です。

 

バラ花壇の端っこにオベリスクを1つ設置しています。

昨年11月、ここにアイスバーグを移植しました。

オベリスク内にたたずむ姿が、まるでお城の奥に幽閉された姫のようです。

そういやアイスバーグは別名シュネーヴィッチェン(ドイツ語で白雪姫の意)ですw

 

そもそも「オベリスク」自体がカッコいいんだから

もっとこっちが目立つのもアリだよね?と、ふと思いまして。

 

だったら、つるではなくブッシュか低いシュラブを

合わせてみるか?ってことで、

たまたま近くにいたアイスバーグに白羽の矢。

 

 

ま、1本杉状態なんですけどね^^;

 

でも、環境が変わりエネルギーがチャージされつつあるのか

古い枝のあちこちからこんな芽が出てきました。

この芽の成長に期待を込めて剪定をしたいと思っています。

 

***

 

ここまで記事を書いて、

どうしてブッシュローズをオベリスクに、と思ったのかな?を

たどっていくと、つるバラのスペシャリスト・村田晴夫さん

に行き当たりました。

村田さんの著書にそんなことが書いてあったという記憶が

かすかに蘇ってきたんですね。

 

で、その本を引っ張り出して読んでみたら

「あまり大きくないオベリスクでは、

ブッシュローズを誘引して仕立てるとよいでしょう。」

の一文が。うわードンピシャ!←死語

 

村田さんは一貫して、つるバラをオベリスクに仕立てる

ことに懐疑的な考えをお持ちでした。

・維持管理が難しいので計画は慎重に。

 ・植えて2〜3年もすれば、バラに覆われ

  オベリスクが[ただの支柱]と化してしまう。

・バラを見せたいのか、オベリスクを見せたいのか。

 み、耳が痛い・・・^^;

 

でも久々に本を見ると、村田さんのつるバラに対する

熱意や愛情をあらためて感じます。

突然お亡くなりになった時は本当にショックでしたが、

今もご存命なら、バラやバラを取り巻く状況について

どんなことを語られるんでしょうね。